HOME › 設立の経緯
高齢化社会の到来に伴って大腿骨頚部骨折の症例数は急激に増加している。急性期病院のみで在宅復帰まで完結した治療を行うことが困難となっている。このような医療を取り巻く社会情勢に対応するためには、急性期病院と回復期リハ、維持期を受け持つ病院がシームレスに連携して初めて可能になる。
そこで岡山市内を中心として平成18年6月から地域連携パスの運用と会議の開催を行っている。
大腿骨頸部・転子部骨折患者の推移(岡山赤十字病院) |
大腿骨頸部・転子部骨折患者の転帰 |
参加施設の推移 |
参加者の推移 |
平成18年6月5日 | 第1回地域連携パス運用会議 連携パスについての説明 連携の仕方についての話し合い |
---|---|
平成18年6月27日 | 地域連携パス勉強会 香川の藤本先生にご講演をしていただきました。 |
平成18年7月1日 | 地域連携パス運用開始 |
平成18年10月6日 | 第2回地域連携パス運用会議 運用結果報告、運営委員会設立、パス内容の改変 |
平成19年1月19日 | 第3回地域連携パス運用会議 転院時情報提供方法の検討 |
平成19年3月16日 | 第4回地域連携パス運用会議 共通診療情報提供書兼看護添書作成 回復期病院症例検討、運用マニュアルの作成・解説 |
平成19年5月18日 | 第5回地域連携パス運用会議 施設基準届出と定時報告についての説明 |
平成19年7月20日 | 第6回地域連携パス運用会議 回復期病院症例発表 管理病院複数化に伴う会議やパス運用法の見直し |
平成19年9月21日 | 第7回地域連携パス運用会議 パスの運用規定・運用マニュアルの見直し パスの試案、アンケート施行 |
平成19年11月16日 | 第8回地域連携パス運用会議 事務局の設置、会議の名称、連絡簿作成 オーバービューパスの決定 |
平成20年1月19日 | 第9回地域連携パス運用会議 岡山ももネットの規約、会議運用方法の見直し、研修内容検討 |
平成20年3月21日 | 第10回地域連携パス運用会議 バリアンスの解説 世話人会の設立 大腿骨頚部骨折治療の研修 |
平成20年5月16日 | 第11回地域連携パス運用会議 診療情報提供書および看護添書の改変 大腿骨頚部骨折の合併症の研修 |
平成20年7月18日 | 第12回地域連携パス運用会議 大腿骨頚部骨折の生活指導の研修 患者評価法の検討 骨粗鬆症治療の検討 |
平成20年9月19日 | 第13回地域連携パス運用会議 頚部骨折連携パスの運用状況報告 脳卒中連携パスの運用状況報告 |